「間」 米田優

米田優(よねだまさる)です。私はかって劇団四季の俳優として舞台に立っていました。そのせいか舞台を観るとき、どうしても演技者の視点で観てしまいます。

舞台を観ていて感じることの一つが「間」の取り方です。生の落語を聴いた時に、その「間」を全て計算して演じていた方がいらっしゃいました。私は落語に関して何の見識も持ち合わせていませんが、落語もミュージカルも、「間」=無音・無動作の使い方は大切だと思っています。

「間」の意味について調べてみると、本来の語源としては「門構えに日」ではなく、「門構えに月」の『閒』が語源であると記載されていました。門のあいだから毀れる月の光を想像すると、なんともいえない寂しい郷愁、グリザベラがメモリーを歌うシーンを思い出してしまう、そう感じるのは私だけでしょうか。

これから演説の機会が増えると思います。この「間」を大切に、わかりやすくお話しをさせていただこうと思っていますので、暖かく見守っていただけると嬉しいです。