東日本大震災より、14年が経ちました。
あらためて、亡くなられた方々に対して哀悼の誠を捧げるとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
14年前のあの日、私は、外食チェーンのすかいらーくに対し、ミット・ロムニー創業のベインキャピタルが経営再建に取り組む交渉の席に同席していました。
これまでに経験したことのない強い揺れでしたが、香港から来ていた同僚が「地震の多い東京ではこれくらいの揺れは日常」と勘違いして、交渉を続けようとしました。
私はそれを遮って、みなを机の下に避難させました。
みなが不安に襲われる中、交渉相手のデイビッド・グロス(現米国本社社長)が「大丈夫ですか?」と、日本語で優しく私に声をかけてくれました。
彼の経営者としての手腕はもちろんですが、非常時においても周りに気を遣うことのできる人間性に感動したことを憶えています。
我が国は14年前の大災害に際し、国内はもとより、世界中から大きな支援を受けました。
そのことを忘れることなく、国内での防災・減災対策を進め、そして、国内はもとより世界も含めて、思いやりと助け合いが当たり前の社会を創りたいと考えています。
そのために、みなさんの声を聞きながら、一日一日しっかりと活動してまいります。