【代表談話】 戦後79年の終戦の日にあたって

【代表談話】 戦後79年の終戦の日にあたって

 79回目の終戦記念日を迎えました。
 先の大戦では310万人余もの犠牲が生じました。全ての戦争犠牲者の方々に、衷心より哀悼の誠を捧げます。また、今なお心身の障がいに悩まされる方々に心からのお見舞いを申し上げます。
 今日の我が国が享受している平和と繁栄は、外地からの引き揚げやシベリア抑留をはじめ戦後も続いた辛苦や、戦争によって命を落とされた方々の尊い犠牲の上に成り立っていることを改めて胸に刻みます。また、戦後79年が経ち戦争を経験された方々が高齢化する中、教訓と恒久平和の切実な願いを風化させず、次世代へ継承し、平和国家日本を堅持してまいります。
 一方で、国際法違反を繰り返すロシアのウクライナ侵略、先が見えないイスラエルとハマスとの戦争、国連安保理決議違反であるミサイルの発射を繰り返す北朝鮮、中国の海洋進出など安全保障環境はますます厳しさを増しています。改めて力・威圧による現状変更の試みを強く非難し、ウクライナ国土からの即時全ロシア軍の撤退を強く要求します。食料、飼料、肥料やエネルギーの自給体制の強化を含めた「国を守る」総合的な安全保障政策を進めていきます。
 国民民主党は、開かれた国益と広範な人間の安全保障を目指し、国際社会の平和と繁栄に貢献することを綱領に明記しています。豊かな日本を発展させ、引き続き平和国家であるために全力を尽くします。

国民民主党 代表
国民民主党香川県総支部連合会 代表
玉木 雄一郎