【代表コメント】 岸田総理 総裁選不出馬を受けて
岸田総理が総裁選不出馬を表明された。岸田総理が身を引くことで、政治とカネの問題に対し組織の長としてけじめをつけたことは評価したい。また、我が党が最優先課題と位置付けてきた「賃上げ」対策に積極的に取り組み一定の成果を出したことも率直に評価できる。
しかし、自公維の賛成で成立した改正政治資金規正法は「ザル法」のままで、後継総裁には第三者機関の設置など検討項目を速やかに具体化する責任がある。
自民党の裏金問題で政治に対する信頼が著しく失われた。今は自民党の危機ではなく日本の危機だ。単なる自民党政権維持のためではなく、日本再生のための政治の刷新が必要だ。野党もまた変わらなければならない。いずれにせよ、新しい総裁が選ばれれば解散総選挙は早まるだろう。
（事務局）