変わりゆく 同窓会 中岡聡

今年の初めに10年ぶりの高校の同窓会に出席しました。

出席人数は20人を切っておりました。 10年前に比べて激減 です。 この10年でどのように変わったか 少し考えました。

まず10年前は私たちは55歳。 まだ健康に働いており 家の中では主導権を持っていたと言えます。それゆえ 自身の都合が まだ 優先されました。 同窓会の出席も 比較的可能であったと思います。

しかし 10年経った今は 家の中の主導権は30代40代の子供に移り 年末年始の行事や訪問先は自分主導ではなく子供や孫 優先となってしまいます。

またこの10年間で大勢の親が亡くなり都会に出ている連中は田舎に帰る必要もなくなりました。

それらが 同窓会出席の低下につながったのかなと 思います。 昔の友人や恩師を懐かしく思うことはあってもなかなか 遠方から帰ってくるという行動には移れないのかもしれません。 果たして2年後にまた 同窓会が開かれる予定ですが 出席率が危ぶまれます。