千葉県香取市佐原に行政視察に行きました。 小笠原 浩

10月18日から20日の期間、坂出市議会総務消防委員会の行政視察で、神奈川県横須賀市・千葉県香取市佐原・千葉県佐倉市に行きました。

その中で、千葉県香取市佐原では、JR佐原駅前に昨年末に完成した駅前複合施設「コンパス」の現地視察を行いました。香取市佐原は、日本地図を完成させた伊能忠敬の出身地であり、施設の名称の「コンパス」は伊能忠敬が地図を完成する為の測量道具である羅針盤の意味が含まれています。

駅前複合施設は、図書館・公民館・子育て支援施設の機構を持ち、駅前という立地条件の良さを十分に活かした施設となっており、多くの市民の皆さんで賑わいを見せていました。

特にカフェを併設した図書館においては、駅周辺にある高校生の自習スペース・交流スペースとなっており多くの高校生の利用をされていて坂出市の図書館とは正直違った雰囲気です。

坂出市でも、現在JR坂出駅前の図書館機能を核とした複合施設の計画がされています。昨年、坂出市内の高校生と議会の意見交換会を行った時も、高校生から坂出駅前に求める施設として、「カフェのある自習室」という意見が多く出ていました。坂出再生に向けて、JR坂出駅前周辺の賑わい創り出すことは大変重要であり、駅前複合施設は、必ず成功をさせなければならない事業であると認識をしています。

今回の行政視察で学んだことを活かし、坂出再生に全力で取組んで参ります。