全て語りました
1時間(残り1時間半はチャットの質疑応答)と長い動画ですがぜひ、ご視聴ください。
想いの全てをここに残しています。
【講演のテーマ・チャプターはYoutubeの参照からご覧ください】
- 0:02:17▷前説〜自己紹介
- 0:11:22▷1.ケアマネジャーについて(基礎知識)
- 0:25:22▶ 資格の扱いが酷い
- 0:27:16▶ ローカルルールの温床
- 0:27:56▶ タダ働きの強要
- 0:33:37▶ 誰でも出来る仕事 3.研修の闇
- 0:34:55▶ 長い拘束時間と高額な料金
- 0:39:27▶ 都道府県で違う受講料金
- 0:40:59▶ 研修はいつでも受けられない
- 0:41:28▶ 主任ケアマネ取得の格差
- 0:45:50▶ 講師のパワハラ
- 0:47:18▶ 理想論の押しつけ
- 0:49:04▶ 何があろうと休めない <<ここだけでも見てください>>
- 0:58:45▷4.介護業界を守るため求める3つの提言
- 1:02:27▷5.最後に
- 1:09:34▷チャットの質疑応答 【ケアマネの声を求めています】 一人ひとりの思いをこちらにお寄せください。 過去に頂いた声を全て掲載しています。
介護や福祉と言う言葉を使う政治家には全員聞いてほしい、これが現場の声だ!
このままじゃヤバいんです! 介護業界の 闇の深淵 を全ての人に覗き込んでほしい。
いま、ケアマネは国の奴隷にされています。
これからの介護業界の分岐点に今立っています。
理想論と正論という水はもうコップから溢れ出しました。
ケアマネジャー更新研修廃止を訴えようとした理由
今変わらなければ介護保険事業の根幹が崩れていきます。
ケアマネジャーを苦しめている要因の1つに更新研修があります。
質を高めるため更新研修は必要と思いますが、今のやり方は本当に必要なのか・・・
研修を受けるたび参加者と言い合っていましたが、Twitterではそれ以上の苦しみの声が書かれていました。
なんとかしたい。この思いを国民民主党代表の玉木雄一郎代議士に話したり、何ができるか模索していました。
主任ケアマネ更新研修の際にも、問題提起の訴えもあり、県議にも相談したこともあります。
ただ4月の統一地方選挙もあり、それが終わってから本気で動こうと心に決めていました。
社会保障研究会が立ち上がる
支援者であり介護従事者の方が中心となり、議員を交えた「第1回介護福祉問題を語る会」が2023年5月27日ZOOM上で開催されました。
その後、国民民主党目黒区議会議員の坂元ゆうきさんとともに、東京周辺の議員で構成する勉強会「社会保障研究会」が立ち上がりました。
ここが大きなターニングポイントになったと思います。
玉木代表が、代表選挙の政見に「ケアマネジャー更新研修廃止」を明言
おりしも始まった国民民主党代表選挙。
玉木雄一郎代表が出馬を表明する際に行った2023年8月4日政見で、この言葉を明言しました。
公党の代表がこれを明言したのは初めてでしょう。
ここから政治に対して声が届くというイメージを、SNSをしているケアマネさんたちが噂し始めました。
このことはケアマネジメント・オンラインで記事になりました
2023/09/04 「更新研修廃止」も掲げて再選 国民民主・玉木代表
記事のコメントには、『国民民主党がなぜ、この時期、更新研修廃止について語ったのか。票取りでないことを祈りたい。』というものもありました。
大丈夫、票取りではなく同じケアマネをしている地方議員が声を集めて訴えていたからです。
よくあるきれいごとの福祉でこの言葉を載せたわけじゃないことは知って欲しい。
今からこの間にあったことを話します。
全国から声を募集するためのサイトを立ち上げる
治家をしていると自分の考えや、人から聞いたという言葉では根拠にならないというのを強く感じていました。
やる以上はきちんとエビデンスを探す。もしくは数と内容を明確にできる意見を集めること。
そう思って、2023年8月18日に「ケアマネの声を政治に届けよう!」というサイトを立ち上げました。
約1ヶ月で、33都道府県から100人を超える方からメッセージをいただきました。
いただいた思いは全てサイトで公開しています。
この声をまとめた資料を国民民主党へ政策提言として提出しました。
代表改選後、地方議員の窓口として川合孝典参議院議員が就任しました。
会ったこともなく、どうやって思いを伝えるか考えていたところ、2023年9月30日に香川で開かれたUAゼンセン総会に参加したところ来賓として来られていました。
本気で動いている時には、縁も運も近付いてくる
想いを伝え資料を提出したいと伝えました。
翌日の10月1日。第2回社会保障研究会でスライドを使って説明させていただきました。
このスライドをあらためて党に対し提出しました。
ライブ配信で思いを語る
オープンの場で思いを語りたい。社会保障研究会では発表しましたが、参加者しか見ることができません。だからスケジュールを考え、10月5日にライブ配信をすることにしました。
それが一番最初に紹介した映像です。
まさか前日にあんな記事が上がるとは思っていませんでした。
衆院選の公約に「更新研修廃止」
2023/10/04 衆院選の公約に「更新研修廃止」 国民民主・玉木代表
もうね、運命を感じずにはいられませんでした。
介護業界の声はなかなか政治に届かない。そう思って自分が立候補して9年。
ようやく当たり前に挙げた声が国に届く。それが実現できた瞬間でした。
2023/10/05 更新研修の問題、「国会で取り上げたい」 国民民主・玉木代表
ここからがスタート
心配の声も上がってきています。
総理が「廃止は考えていない」と言ったら終わりになってしまう。慎重に進めなければという声もあります。
講師側からも必死に研修構築して実施しても、実施している職能団体は、悪者扱いされるのは、理不尽という意見もあります。
また研修は必要と思うというケアマネジャーからの声も出てきました。
初めて議論できる環境ができたきたように思います。
こういった声を複数の視点から出せるようになったことこそ、介護従事者が政治に対して関心を持ち声を上げていけるスタートになると感じています。
さいごに
厳しい意見も散見しましたがこれだけは知って欲しい。
この提案は綺麗事でもなければ票のためでもありません。
このままでは介護に未来はない。
そう考え個人としてできることを探しながら訴え続けていたケアマネジャーたち。
現役介護職議員(高齢者介護を26年、ケアマネは20年)として介護の未来を守るために行動してきたわたし、山口だいすけ。
その思いをうけ、党の公約に明言して動こうとする玉木雄一郎代議士をはじめとする国民民主党の仲間たち。
支援者さんをはじめ多くの想いがこの行動につながりました。
介護業界の未来を守る第一歩を踏み出したい
この思いで取り組んでいきます。
介護従事者の賃上げのため、処遇改善加算の対象を介護職から「介護従事者」へ拡充するとともに、ケアマネージャーの更新研修を廃止する。