先日、大阪で劇団四季「オペラ座の怪人」を娘と一緒に観に行きました。終演後、俳優の飯田洋輔さんと食事をしながら公演について楽しく話しをしました。
「オペラ座の怪人」私も思い入れの強い作品ですが。あの場面の歌い方・声の出し方、なぜあの場面はこんな演出になっているの?昔とは少し違った感じになっていて、その理由は……、等々話しをしているうちに、結局この作品はめっちゃいい作品であること。特に音楽が素晴らしいこと。その音楽に身を委ねて役者は演じればいいのではないか。ということになりました。
浅利先生が「本が一番大切だ」と言っておられたのを思い出しました。しっかりしている作品を演じる役者は、作品に身をまかせていればいいのです。基礎がしっかりしていない作品ではこうはいきません。無理に作品を作り上げていかなければならないのです。
私たちの社会もそうです。基礎がしっかりしていれば、安心して暮らすことができます。私は市議会議員という立場で、高松市という作品の基礎をしっかりと構築し、その上で暮らす住民の方々が、安心して身を任せられるようにしていきたいと、一緒に高松市を創っていかなくてないけないという思いを新たにしました。