屋島は、昭和9年に瀬戸内海国立公園並びに国の史跡及び天然記念物に指定されており、山上から一望できる瀬戸内の多島美は、訪れる人々の心を魅了し続けてきました。
しかしながら屋島への観光客数は、昭和47年の年間246万人をピークに減少し、瀬戸大橋の開通や山上水族館のリニューアル等により、持ち直した時期はあるものの長期低落傾向にありました。
そこで、市民と一体となって屋島の持続性のある活性化を図るため、平成25年に「屋島活性化基本構想」を策定し、様々な取組が進められています。
その取組みの一つとして、昨年8月、屋島山上交流拠点施設「やしま-る」が整備されました。昨年は、コロナ禍ではあるものの、第4回となる瀬戸内国際芸術祭2022の開催とも相まって、多くの方が訪れる新たな観光スポットとして賑わいを博しています。
屋島のもう一つの魅力として屋島から見る夜景があります。2月4日から2月26日の間には「屋島冬のライトアップ」として、プロジェクションマッピングによる光のショーが繰り広げられるなど、夜型観光にも力を入れて取り組まれていますので、屋島から一望する夜景を堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか。