かねてより、フェリーによって結ばれ、港を通じて人とモノの交流が盛んであることを契機として、神戸市・高松市・小豆島町では、災害時の相互応援や観光振興での連携について協議が行われておりましたが、コロナ禍の影響により停滞しておりました。

昨年９月の、国による「新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針」が転換されたこともあり、２０２５年の大阪・関西万博の開催を見据え、瀬戸内エリアに国内外から更なる人やモノを呼び込むことで、神戸市・高松市・小豆島が活力を高め、持続的な発展を図るため、連携協議が再開をされました。

そうした中、去る１月２７日に、「神戸市・高松市・土庄町及び小豆島町の連携・協力に関する協定」を締結することが発表されました。

瀬戸内の魅力は、貴重な観光資源であり、世界からも高く評価されるとともに大きな関心が持たれておりますので、この度の協定締結による周辺自治体との更なる連携とともに、香川・高松の魅力を更に発信するなど、インバウンド需要の回復・増大に向けた取組みを行うことで、コロナ禍により大きく傷ついた観光産業や、地域経済の回復に向けて努めてまいります。