讃岐岩(サヌカイト)原石スピーカー  小笠原 浩

 先日、坂出市金山にてサヌカイトを使った楽器を製作し、コンサートの開催などの活動をされている先輩の所を訪問しました。その先輩のお父様が、サヌカイトの素晴らしさに着目をし、坂出市金山の一部を購入され、サヌカイトの研究と楽器の開発を行われ、サヌカイトの持つ音の素晴らしさ世界中に広められた方です。

 讃岐岩(サヌカイト)とは、ウキペディアによると下記のような石です。

 讃岐岩(さぬきがん、sanukite、サヌカイト)とは、名称のもとである香川県坂出市金山周辺や大阪府奈良県の境にある二上山周辺で採取される非常に緻密な古銅輝石安山岩。固いもので叩くと高く澄んだ音がするので、カンカン石とも呼ばれる。サヌカイトという名称は、明治政府に招かれ、日本各地の地質を調査したドイツ人地質学者ハインリッヒ・エドムント・ナウマンが、讃岐岩を本国に持ち帰り、知人のバインシェンクが研究して命名した。2007年、日本の地質百選に選定された。2016年には日本地質学会から香川県の「県の石」に選定されている

 訪問した際、先輩が現在、研究・製作をしている、サヌカイトの原石を利用したスピーカーを拝見しました。下記の写真のような金山から採れるサヌカイトの原石をくり抜きそこにスピーカーセットを埋めこんだものになります。

 サヌカイト原石の大きさや形も様々ですので、同じものはなくインテリアとしても最適ですし、サヌカイト事態の音の響きがスピーカーから音に伝わり重厚な音がするような気がします。手作りの為、販売になると少し高価になるのと大量生産はできませんが、楽器だけではないサヌカイトの素晴らしさを改めて感じた時間でした、

サヌカイトスピーカーの音です。