国民民主党所属議員がさまざまなジャンルの内容を勉強する機会を!
私に課せられた任務の一つなのですが、
今日は支援産業別労働組合の「全日本海員組合」清水支部長に講師としてお話いただきました。
最初は“全日本海員組合とは?”からです。
元は日本海員組合として結成されて100年、戦争で解体されましたが、1945年戦後すぐに「全日本海員組合」として再結成されたそうです。
現在、日本人船員は約2万5千人、外国人船員は約6万人が加入。
船員と言っても、船に乗っている人だけではなく、フェリー乗り場の受付スタッフなど、船員以外で働く人も含まれます。
組合の活動の中で、長年取り組んでいる「船員に対する住民税の減免措置実施に向けて」について、詳しく教えていただきました。
減免措置を訴える理由として、船員は家族や陸上社会と離れ、職住一体となった特殊な労働環境のもとにあり、特殊な勤務体系によって、地方自治体の行政サービスの享受が制限されているという現状からです。
清水さんたちの長年の努力によって、現在全国5都市で住民税の減免措置が実施されています。
近くでは愛媛県今治市が住民税減免措置を実施しています。
お話で一番驚いたのは、船員の国政選挙についてです。
事前に登録している人は洋上投票がなされるそうです!
約1時間の勉強会でしたが、有意義なものとなりました。